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日頃の行動をメモ。消しゴムで消して作品へと昇華する前の、日々の下書き。
This is my dairy memo. These will be a work after brush up process. .




    2004.JAN

1/3 年賀の彩色

水彩中!
毎年どうしても年を越えてしまうものの一つに年賀が!

毎年一枚一枚、水彩絵の具で彩色をするのだが、これがなかなか大変。そして毎年毎年、今年は3色程度ですませようと思うのだが、バランスをとっていくと最終的には9色ほど重ね塗りをするハメに陥る。
プリンターの良いのが出てはいるのだが、キャプチャーした時点ですでに気に食わない。またハガキもインクジェット用紙のツルツルがこれまた水彩にそぐわんので毎年しぶしぶ。テクノロジー、遅いよ!

たくさんあります
大体100枚ほどあるので、900回ほど彩色作業を行うことになるのだ(今びっくり)。死ぬ。今年は猿年なのだが、なぜか飛行機になった。猿ジェット。ボディーはナマ毛皮。

新たなフライトを待つ猿飛行機とそのパイロット。早く飛ばせろオラー、というスンゼン感がポイント。ちなみにこの苦難な彩色を維持できたモチベーションは「オーライ猿のケツを赤く塗りたかったから」(笑)でした。ドットハライ。



で、以下が完成年賀。(一例)
キャプチャすると毛皮のふわふわ感が出ないので残念〜!


1/17 - 1/20 上海

ビルがかすむほどの排ガススモッグ
はじめての訪中、上海。

中国は2年ほど前から行こう行こうと思っていたが、仕事でのびのびになっていたのでようやく、というところ。中国は韓国と並んで文化解放が進み、BS1のデジスタなどでも投稿作品がずばぬけて元気なのでどんな国か見ておきたいとかねてから思っていた国。

中国は風水(日本でいう鬼門)が建築の形状までも影響を与えてしまう国で、今の時期イスラエルと同様建築ラッシュなのですが、どうもおかしな形のビルが多い。左のビルは特に奇妙で、私らは「アホタワー」と呼んでおりました(笑)。

楽器の形状だったり、ハードの特性だったりが創作に影響を与えるように、ここでは風水がその役目を担っている模様でしたわ。

ちなみに近代ビルの建築でも足場は竹。また、外資と見られるコンビニ「好徳」があちこちにあるのだが、売ってるものは中国プリミティブで、腐っても鯛、という貪欲さを感じます。また、街全体に活気があり、雑踏に居るだけで心地がよい。なんか人々が元気なのよね。すぐ言い合うし、事故で人が集まるし。


ノイマンU87
知り合いの結婚式に出席。

ベースサイド(花婿の横に立って神父さんの前に一緒に立つ)を務めるハメになる。右も左もコトバもわからないが、直感と場に従うとなんとかなるはず、と構えていたらなんとかなった。やはり。インナーテニスから派生し構築してきたこの鉄則は、創作のみならず、もはや普遍的な有効性があるのだなあと。

写真は教会の壇上からマイクをなめて撮影。IXY200で、フラッシュ無し。





今回は現地に知り合いがおり、実家でもてなしをいただき、さらに結婚式と、中国文化に直接触れる非常に濃い旅となった。帰国前日のレストランで、店の対応を廻って「支配人呼べ」で支配人と口論になっても、お互い一歩もひかずガーガー。それは双方自分に自信があるから出来ることなんだなあと痛感。しかも最後は「何を出せるか」という建設的な対話になる。「言わないと良い国にならない」とのコトバに、この国の心を見た気がしました。食事は庶民レベルでもマジウマいし、安いし、人間の生活がある。正直住みたい。そして教えを体で受けたい、と本気で思う。