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日頃の行動をメモ。消しゴムで消して作品へと昇華する前の、日々の下書き。
This is my dairy memo. These will be a work after brush up process..




    2015.APR

4/7 生物生成

3Dプリンタでゴムのような柔らかい素材でも可能という新聞記事。ケロケロ、ビヨーン



現状、3Dプリンタというのは数ミリずつ底から積み重ねて立体を「盛って」完成に向かう非常に時間のかかるものだ。だが、ふと思い出してみれば、
私とかがインターネットを始めた97年頃は、たかだか1Mをパソコンからパソコンにシリアル転送するだけで一晩(8時間)かかったものだった。だが、今やskypeでテレビ電話である。動画とは1秒間に何枚も画像をネット越しに転送できる速度である。

つまりふと思ったが、
3Dプリンタもたぶん数年で「一瞬にして」物体が生成できるレベルになるのではないか。
そして、
今はゴム素材だが、たぶん、生体が生成できるんじゃないか?とも思った。つまり有機物の印刷である。

有機物が印刷できるということは生命をコピーできる、ということである。もちろん生命がコピーできるのであれば、SFのハエ男ではないが、異なる場所に瞬間的に移動できる、というヤツが可能になるのでは?ということである。

脳の状態と内部の電子などの配置などもそのままコピーできるのであれば、自分とまったく同じ思考を持ったコピーを生成することは可能だろう。だが、ソイツは自分ではない。いうまでもなく、移動というのはコピーしたあとに「コピー元を消す」という追加命令を実行しただけだ。つまり、人体が瞬間移動した場合、本人はその場で死に、まったく同じ挙動を持った新たな人間が「生まれる」だけであるからだ。

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さらに
生命をコピーする場合に発生する様々な問題はある。

生命は本来、死ぬことで生体的思考的に弱い部分が淘汰され強い部分を残す脱皮のような過程を持つから、コピーが可能になると弱い固体が生き延びられる(現代社会そのものか!)ことになり、種としての強度を揺るがす要因となることも考えられる。

コピーできるなら電子データ化もできるから、キャプチャだけして実体化せず有機物だけ消去してデータのみ保存する、みたいなことも起こる。ならば人口が多い地域で一時的に人を「減らす」ことができるし、電子データを消去すれば手を汚さず殺人もできる。犯罪者を電子データ化することでの受刑、も可能だし、ヒトラー的にするなら、「劣勢遺伝子人種」をまとめて電子化したりして自国のより純血化を図ろうとする勢力も出てくるだろう。

また技術的に言えば、例えばちょっと皮膚を切っただけで出血し死に至る可能性も発生することを考えれば、有機物を生成過程で「生きている」と困るわけで、生成が終了するまではフリーズしていてもらわないと困る。もしくは恐ろしいほど瞬時に生成できるほどの技術が要る。

また、素材の問題もある。窒素炭素りんなど分子レベルの素材をどう精製しそのままの状態で安定させるのか?などもある。ヨドバシやヤマダで窒素パックがプリンタインクみたいに売られ流通されなければならない(笑

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生命とは有機物があるパターンで並んでいると消費が平衡状態となりループし続ける状態、と言っていい。それは先日の「人はプログラム駆動である」(→HP)という結論からも導ける。生命の神秘とはそのパターンに至った淘汰の先にある奇跡なのだ。だからパターンさえ並べれば生命活動はそのまま開始・継続すると私は考える。
そして生命個体が同じ組成パターンを持つことはない。例えば心臓が鼓動しているということは一瞬前は違うパターンなのだ。つまりあるパターンとはある瞬間を切り取った生命の停止状態であるから、そのパターンを組み上げたら、「停止していた状態から動き始める」ということになる。

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こうした様々な課題を思い浮かべると、つくづく生命というのは不思議で神の領域なんだなと思わざるを得ないのである。




4/30 自転車修理

老い支度ということでここ数年自転車修理を自分でやっていたが、後輪交換へ。
もう歯車がかなり欠けてる!(笑)お疲れ様でした!



身体にガタが来始めてまず考えるべきことは、人体は部品ではないということだ。部品を交換したら直る、みたいなことはほぼない。つまり自分の体は一生使いつづけなければならない。若い頃は勝手に直るが年齢が進むとそうはいかなくなる。
となると
壊れたら自分で修理できる技術、もしくは壊れかかったものをやりくりして以前と変わらず使える手管、等の習得が重要となってくる。その手始めとして、自分の身の回りのものが壊れたとき、新品にしたり交換したりせずやりくりでなんとかしてみよう!というのがここ数年だったが※1、
ある日「モノは勝手に直ったりしないぞ・・・!」と気づいた(笑) なので、
今回さすがに限度で交換依頼することにした。



新しい車輪。ちなみに軸はSHIMANOである。

このページでは私の成果、発見のみ記述しております。





















































※1
同じものを修理し使いつづける理由のもう一つは、それと同等もしくは以上のものが見つからないから、というのもある。特に不況になって質や配慮が欠落傾向にあるし、修理しにくい構造にもなっていたりもする。