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 体がガタガタになり、自然治癒の兆しもない(こんなこと初めて!)ので、
 整体に行き状態を見てもらうことにした。帰国子女の中国の人。
 
 
   
 手に電気を通して音を診たあと、診察台で腰に手をあてられる。いわゆる愉気、ここまではまあ普通の処置、
 
 しかし!
 
 しばらくしたら上半身から汗がぶわーっと噴き出し始め・・・!うわわ、すげー。これが感応ということなのか・・・!
 
 先生曰く、
 
 「経絡(気の流れ)が腰で途切れてマスね」
 
 つまり、治ろうとする流れも疲れも、すべて腰で分断している、ということになる。
 なるほどー。橋が落ちて人や物資が通れないわけね。。。このところやけに腰が熱いのは、そこで物資が溜まっているわけです。
 
 あれ食えこれ食え、言われる。
 
 
 
 
 巛(セン)のライブに向かう中央線で、となりに座っていた外国人に話し掛けられる。
 エンジニアで神戸とかで建築?やっているらしい。しかも案の定ベースプレイヤー。これから飛行機で飛んで大阪は梅田でライブだそうな。俺もこれからライブだぜ!と握手(笑)
 カナダから来た、とのこと。お前は?と聞かれるので、japanだ、と言ったらビックリしてた。俺は日本人じゃないのか!(笑)メール交換して別れる。
 
 それにしてもこのところ、見知らぬ人によく話し掛けられるなあ・・・東京なのに!(笑)
 
 
 
 
 
 
 |  今年もフジロックだ! 昨年から恒例となった前日入り。一緒に行く仲間たちも、この期間だけは休ませてもらう条件で仕事をしてるくらい楽しみにしているイベントだ。
 
 私は仕事のしすぎで体を壊し前日までぐったりしていたこともあって、中止しようかと思っていたが、山の豊富な空気を吸っただけで体の力がわくのを感じて驚く。
 
 今回はドライバーの疲れも考慮してのゆっくり目の参戦。ゲートをくぐったらちょうど花火が上がった。
 
 
 
  OASIS(メイン出店エリア)でビールで乾杯したり(笑)今年もはじまるぞお! 
 今年はどうも前日入りする人が増えたらしくかなりな人!
 
 
 宿に戻ったら、ドライバー2人はグースカ寝てしまう。明日の計画を話したい4人がロビーで円陣を組んでいると、フランスに住んでいた、という女の子が混ぜてくれと加わる。
 月数十万のマンションに住んでいるらしく、一同唖然とする。どこのお嬢さんか?足に怪我があるので聞いてみると、外でオシッコしてたら誰かに張り倒されて怪我した、という返答にまたもや一同唖然。これはすごい。マンガ「昴」でも語られていたことだが、「私にできないことをしている」のがくやしい。どうやったら野外でオシッコできるのか。もし私が女性だったら絶対できない。そういった自己ボーダーを越えられる性分は創作には必須だ。
 
 飲みにも誘われたりしたが、明日の体力温存があったので申し訳なかったが断り、寝る。
 
 
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 |  空けて初日! 
 今年はなぜかテントが直前に全面禁止。風物詩のテント群がなくなりガランとしている。昨年までテントを立てて基地代わりにしていたし、疲れたりしたら中で寝れたり出来たのでイタイ。今年はとりあえずシートを敷いて様子を見ることになった。
 
 理由はどうであれ、たくさんチケットを売って狭くなったのは売り手の責任だし、売ってからテント立てられない、というのは誠実さに反してる。テント建てて寝ながらグリーンバンドを聞きながら過ごそうと計画してきた人たちもいるわけだし。
 というわけで、ちょっと失われつつある自由な空気を感じつつのスタート。納得イカン!
 
 
 
 
 
  MASTER LOW 10:27
 グリーンステージ一発目。
 今年はレッド早朝一発目がないのでグリーンのバンドが最初となった。ちょっと見ていたがメロディや構成が読めたので、レッドに移動。
 
 
  アナログフィッシュ 11:23
 レッドマーキー一発目。
 センのベーシストが見るというので一緒に。
 あまりピンと来ず。オレンジへ。
 
 
  Your Song Is Good 11:55
 ホワイト一発目。
 音に興味がなかったのでパスして森の中のボードウオークを歩きながら聴いていたら、もしかして夜中のMUSICクリップで流れていた、おーどーれーおーどーれー、というグループかも!と気づく。帰国(笑)したらチェックしてみよう。
 
 
  SKA CUBANO 11:57
 オレンジコート一発目。
 南国風の演奏だが超普通。さっさと隣のヘブンへ。
 
 
  bobin and the mantra 12:02
 ヘブン一発目。
 インドの太鼓タブラなどがリズムセクションの、心地よいリズムに、美人が吹くフルートが気持ちよくってゾクゾク。しばし見る。いいバンドだよお!
 
 最後まで見たかったが、レッドのロシアバンドが気になるので下山。だってロシアですよロシア。
 
 
 
  グリーンへのboard walk 12:23
 今年開通したグリーンへのボードウオーク。ホワイトステージ左後方から森の中へと伸びる。
 
 
  Simple Plan 12:31
 グリーン着。ボードウオークは途中までしか開通しておらず、半分はでこぼこ山道だったのでかなりくたびれる。また狭くて追い抜けないので渋滞も。使えないーーー。
 
 グリーンステージではカッコいいバンドがやっているが、新規開拓が最優先、レッドへ。
 
 
  Night Snipers 12:42
 ロシアのルーキーですよ!冒頭に背広を着たロシア大使館っぽい人が挨拶。こういう出演が友好の一環になれば、とのこと。レッドは海外のルーキーが配置されるので毎回楽しみなのよね。
 
 しかーし、音楽は、ロックにあこがれる大学生がよくやるようなリフとかフレーズとか。
 ・・・いやはや。グリーンへ。
 
 
  Simple Plan 12:47
 というわけで、グリーンに戻る。カッコいいバンド!なので、ステージ前の檻、モッシュピットの中まで入って聴く!
 
 
  SOIL & 'PIMP' SESSIONS 12:23
 ホワイト着。
 ダンス系?いいノリだ。
 
 
 
  風味堂 13:23
 ヘブン着。
 普通によくある音楽。オレンジへ。
 
 
 
  Eddi Reader 13:35
 オレンジ着。
 女性ソロのバンド?リハなのだが、とにかくペラペラしゃべる!リハが終わると観客に「ちょっとタバコ吸ってくるから」とかとにかくしゃべる。わかってるって!(笑)なんか近所のお姉さんみたい。
 
 ボディーアクションが豊かな歌い手で、大きく手を広げて声を伸ばすのが心地よかった!
 
 
 
  BANDA BASSOTTI 14:15
 ホワイト着。
 イタリアのオヤジたちのバンド。平和を愛する、とのことだが、冒頭で「テロリスト撲滅、平和万歳」とか叫んでそうとう幻滅。気持ちはわかるが、テロや戦争がなぜ起こるか知らずにただ平和を叫ぶなんて、一般人ならまだしもミュージシャンならもうちょっと考えようよ、と反射的に感じる。
 
 他文化への無知と無関心が今の暗たんな世界情勢の下地になっていることにまだ目をつぶろうとするなんて。案の定音楽もゆるい。イタリアひいきの私としては許せん。イタリア人がみんなこんな安直な思想だと思われたくない。気持ちはわかるけど大人ならば気持ちだけではダメだ。
 
 
 
  グリーン着 14:24
 グリーン着。
 センのベーシストオススメのCake。レッドのバンドが先に終わりそうなのであとまわし、レッドに急ぐ。
 
 
  The Longcut 14:24
 レッド着。
 ドラムなし?テクノっぽい、いい感じだったがラス曲。うくー。
 
 
  Cake 14:41
 グリーンに戻って最前列へ。
 カントリーをベースにしているっぽい音楽だが、音を非常に丁寧に扱っているのがわかって嬉しい。
 
 
  TOKYO No.1 SOULSET 15:15
 ヘブン着。
 かねてからのファンだった、ソウルセット。ラップなのにいわゆる黒人ラップではなく独自のラップを開拓してるのだが、ライブは見たことなかった。
 ライブならではの緊張感がなく退屈。隣のリサローブへ。
 
 
 
  Lisa Loeb 15:39
 最近真鍋かをりで知れ渡ったメガネスタイル。かつては女性はみんな聴いた有名人だそうな。
 音楽はシャレた感じで聴いてられる良質なものだが、さらなる開拓を求めて下山へ。
 
 
  THE SKA-FLAMES 15:57
 記憶にない。
 
 
  THE HIGH-LOWS 16:19
 元ブルーハーツのヒロトとマーシーが組んだバンド。ブルーハーツ後期やハイロウズ初期はどうもストレートさを感じなかったので離れていたが、今回見てあまりのストレートさにビックリ!!ヒロト、マジでカッコいいよ!すんごい。
 
 
  Kaiser Chiefs 16:26
 すごい人気、バッチリロック。ただ、なぜか体に響かないので撤退。頭ではノリがあるのが分かるんだけど、ぜんぜん踊れないのだ。ヒロトに戻る。
 
 
 
  The beautiful girls 17:04
 レゲエ?っぽいが、捉えどころのないリズム。すんごい。ただ、だんだん普通に揃ってきちゃってつまらなく。撤退。偶然面白かっただけか?(笑)
 キングトーンズまで若干時間があるので、ホワイトのprefuseを覗きにいくことに。ちょっと強行だが。
 
 
 
  avalonステージ 17:19
 山の上のオアシス、AVALON FIELDに設置してあるステージ。山の斜面が観客席になっているので、踊らない系のグループとかがささやかに出演するのだ。
 
 
  prefuse 73 17:23
 妙な名前なので気になっていた。
 前面にドラム2台、後方にDJブース、ベースなども加えた不思議なバンド。系統的には去年のbasement jaxxか。
 
 この手のバンドに求められるリズムとトピックとなる音はクリアしていて非常に面白かったが、キングトーンズを見ないといけないので、かじりかけですぐ撤退。
 
 時間短縮のため、AVALON経由でオレンジに戻る。ボードウオークは追い抜けないことが多いので実はロスが多いのだ。
 
 
 
  ザ・キングトーンズ 17:51
 ぐんなーいぐんないベーイビーのグループ。
 リーダーのおじいさんはかなりのお年で、歌うのもやっと、という感じ。実はリハビリ後らしいのだ。コーラスはちょっと物足りなくって、グンナイ聞いて撤退、でもかなり居た方。しかしこういうルーツというのはいいなあ!
 昨年の吾妻さんもそうだけど、呼ぶフジロックもさすがだが、受け入れるフジロッカーズもたいしたもの。暖かい歓声と拍手がほほえましかった。
 
 
  avalonの夕暮れ 18:36
 
 
 
  Steel Pulse 18:41
 記憶にない。
 
 
  Coldplay 19:07
 今日は foo fightersを最前列で見るため、一つ前のCOLD PLAYのときにモッシュピット入り口まで幅寄せをすることにした。
 すでに人は一杯。
 
 
  19:36 レディオヘッドっぽい上品な変わったロック。トータルで流れがあり楽しめたが、
 ボーカル+キーボードの彼が、しきりにfoo fightersの名を言う。MCのときのみならず、楽曲中にも。まとまった歓声がたまに後方から聞こえることがあったから、最前列が明らかに自分のファンでない、と気づいていたのか。4,5回はfoo fightersについて言ってた(笑)
 それを感じたからか、近くの外人たちがギャーギャー声援を。
 
 
 
 
  Foo Fighters 20:41
 フーファイターズのセッティング風景。
 スピーカーを山のように積んだデザインは非常に面白いが、マイクを設置しているヤツは限られていて残念(笑)
 モッシュピットの入り口でスタッフが「押さないように」とハンドマイクで叫ぶ。外人が「俺たちいいポジションだよな?」とか周りに聞いたりしてた。やはり結構な数の人が中に残っているらしい。計画経済成功だ。
 
 
 
 
  21:38 かなり待ってようやくスタート。
 このバンドは、ヘルプでやっているバンドのギタリストがめっちゃファンで、私も聞き込んでいるうちにかなりファンになった口なのだがライブを見たことがなかった。裏でやっているヘブンでのROVOもめちゃくちゃ見たかったが、ホワイトで見たことがあるので(とはいえ絶対今日のはイイはず!)未見のこちらにかけた。
 
 リードギター+ボーカルのデイブはめちゃめちゃカッコいい。客がどうであろうが周囲がどうであろうが関係ない、というような、逆らいようのない自然界の力に似た強さを目のあたりにした。影響を受けそう(笑)
 くたくたなのに散々踊りまくってしまって最後まで!いやーよかった。このリズムを持ち帰るぞ。
 
 
 
  オールナイトフジ(オレンジでの夜間枠) 23:21
 今回のフジロックでのトライとして、夜中の枠を見てみる、ということになっていて、もう与力がないのだが、オレンジまで登る。やけに人が登るので、卓球人気すごいな、と思ったが、実はホワイトの忌野清志郎がやっていたから、というのが後で分かる。オレンジはそこそこの、それでも多かったのには驚く。
 
 
 
  ケバブ 23:21
 ようやく時間の余裕が出来る。日中はコーヒーしか摂取していなかったので、食料補給。ROVOを見ていた仲間たちと合流、ROVOのよさを得々と語られる。うきー、ちくしおう!
 
 食いながら地べたに円陣を組んで話。自分たちのバンドのこと、音楽の姿勢など。
 話題になったのは、ルーツを知るのか新しい音楽を追うのか、ということ。新しい音楽にもルーツは含まれているのからわざわざ掘らなくてもいいのではないか、掘るとそこが根元になってしまうのではないか、という問い。
 さらに全員に、私のドラムには疾走感がない、と言われてガーン。かなりそのあたりをfoo fightersを聞き込む過程で数年かけて補完してきたつもりでいたので、愕然とする。フジロックで体感しようとしていたこともまさにそれだった。うわー、疾走って何だ?前ノリって何だ?と、解決済みのはずの問題がまた浮上。
 
 
  takkyu isino 25:31
 wire05が終わってすぐの卓球だが、まあ、卓球を見れたからいいか、と宿に戻ることに。多分レッドだったら踊り狂えたなあ、と思いつつ。
 
 
 前日までの死にそうな体はどこへやら、昨年のペース+オールナイト参戦、と去年以上の過酷な一日も終了でき、しょせん人間は好奇心ドリブンな生き物なのだ、と痛感した。やはり私の生き方はどう面白くするか?の方法論に長けることこそが処世術なのだ、と確認できた。もちろんその政策の失敗は死をも意味するのはここ数ヶ月で痛感したが。。
 
 以前から、観戦する上での条件を自分に課している:
 ・できるだけステージ前で、バンドの一挙手一動作が見える位置で見る。できない場合は見ない。
 ・体でそのバンドのリズムとテンションを感じ、構成や展開の変化を感じ取る
 ・演奏のテンションが落ちてダレたら我慢せず撤退
 ・上手くて心地よくても、発展や変化が期待できない場合で、別の知らないバンドがある場合はそっちに移動する。行き場がない場合はその快楽に浸ってよし。
 
 ガラスの仮面ではないが、魅了しつづけてくれなければ容赦なく撤退する、というわけだ。。通して見ればわかる、とも言われたりするのだが、優れたものは一部でも「これは何かあるぞ」と感じさせるものだし、耐えなければわからないものは捨てる、と割り切っている。いずれわかるときが来る。
 
 もう一つは、数年前からの仮説 「リズムと構成の変化は、人間の根源的な生理に直結する」を、世界レベルのすべてのジャンルがあつまるこのフジロックを利用して証明、体得しよう、としていることもある。
 つまり、まったく知らないジャンルおよび曲であっても、聞いているだけで構成の変化や展開が分かるはず、と思っていて、それは昨年ほぼ実証でき、今年もジャンルを問わずほぼわかるようになった。止まるのもキメも分かる。
 
 で、これらの体得が自分のドラムや音楽性へのフィードバックになる、とも思っていたのだが、今日オレンジで言われた、私のドラムには「疾走感がない」「すべての音にピリオドがあるように感じる」といった事実をどう解消するか、ゼロスタートになってしまい、ちょっと途方に暮れた。個性は個性で磨けばいいのだが、広く人に受け入れられるための匂い、は磨くものではなく、はぐくまれるものだからだ。
 
 なので、明日以降は、疾走感の着目もタスクに追加。
 
 
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 寝たのは4時過ぎだが、朝は9時起き。
 
 
 
 
  O'Brothers 10:48
 レッド一発目。
 毎年早朝レッドはアジアなどのルーキーが出るので楽しみにしている枠。出発が遅れたので、最後の1曲だけ見たが、大盛り上がりで、演奏も動物的!最初っからみたかったなあ!MCが韓国語だが、お客も韓国の人っぽかったからか。
 
 
 
  The Dresden Dolls 11:28
 グリーンのLosLobosが飛行機の遅れで Eddi Readerに。しょうがないので、さくっとグリーン後方にシートを設置しに行き戻る。
 
 ドラマー+キーボード女性、という近年多くなったドラム+アルファ、という2ピーススタイル。
 キメなどかなり面白いのだが、ワンパターンで飽きたので移動。
 
 
 
  juliette & the Licks feat. Juliette Lewis 11:48
 知り合いがファン、というので見てみる。普通の音楽なのはしょうがないとして、なぜレオタード??ゲロー。
 
 
  capa salvo 11:57
 わかったのでオレンジへ。
 
 
  Leyona 12:00
 清志郎のオススメ、とのことなので見てみる。
 ナチュラル系な歌い手で、演奏もいいノリ。わかったので、下山。
 
 
 
  Dachambo 13:09
 下山するつもりでこのバンドのリハを聞いてピンときたので、ホワイトとレッドをキャンセル、このバンドにかけることにした。
 
 雨の中待って開始。ROVOに近い感じで、いいノリ、つい朝から踊ってしまう!しかしすんごい雨!
 後半テンションが下がったので下山。
 
 
 
  100s 13:38
 やけに人が多いのと、若気の至りのような音・・・パスして下山へ。
 
 
  Bill Laswell 14:17
 ベースアンプのトラブルらしく、かなり押してのスタート。
 ぬるぬるのベースパターン(これは語り草になった)を延々と繰り返し、新しめを入れとけ、とばかりのDJとTPがそれに重なるがぜんぜんまとまらず絡まず。何をしたかったのか?という演奏だがこれは仲間内で「あれはひどかったねえ〜!」とかなり話題になった(笑)
 
 
  MAXIMO PARK 14:32
 イギリス系のバンド?ボーカルが紳士っぽい容姿でかつパンクなあばれっぷりで上着をガッと脱いだりするのだが、曲が終わると脱いだ服を着ようとして笑いを誘い、袖が通らず諦め「今日は暑いから」と言い訳するお茶目さがかなり好感!おもしろいぞこいつ。
 
 
  HAWAIIAN6 14:51
 若気な至りな音楽なのでパスしてボードウオークを経由してヘブンに急ぐ。
 
 
  CHRIS MURRAY COMBO 14:57
 スカバンドらしいのだが、かなり極上なリズム!あまりに気持ちよくて踊りつつずっと見る。
 スカサイコー、とベースさん。私のリズムの取り方がスカと違うらしく、おかしな顔してた(笑)
 
 
  The California Guitar Trio 15:42
 ギター4人(トリオじゃねえ!)による技巧演奏?
 YESとかやっていてそれぞれの技術は高いのはわかるのだが、合ってない。今日合わせたんじゃないか?みたいな。
 
 
  サンボマスター 15:55
 昨年レッドで一杯の観客だったが、さらにホワイトでも一杯に!成長したなあ!
 
 
  音はホワイトの轟音で、もはやわからないので、撤退。生のよさが感じられないなら見てもしょうがない。楽曲のよさならCDで聞けばいいし。 
 
 
  休憩 16:16
 もはや選択肢がなくなったので、ヘブンの竹椅子に座って休む。初めてか。
 今日は一日雨で足元がぬかるみ、またずぶぬれでもあるのでかなり消耗している。
 水を飲み宿でもらったバナナを食う。ゴリラゴリラ。
 
 
  Lightning Blues Guitar Sessions 16:44
 ギタリストのセッション大会らしき。バックの黒人リズム隊(ドラム+ベース)がめちゃめちゃウマイ!!うまいよ!
 ただ、楽曲の生命を超えてギターソロが長いので、この調子でソロが延々聴かされるのだろうなあ、と気づき、ほどほどで撤退。
 うまいんだけどなあ!昨年のcharの延々ソロを思い出す。
 
 
  Amp Fiddler 16:59
 名前で期待したのだがそれほどでもなく、撤退。
 
 
  Feeder 17:18
 いわゆるFoo Fighters系の骨太ロック。
 ドラマーがドラムをゴスゴスひっぱたいているのを見ると、やはりドラムというのはアメリカ人の楽器なんだな、と思う。手首でしなしな叩いてもこの音はでないのだ。。。しばし聴いて撤退しかけて、いい演奏に何度か足を止めたり。いいバンドだ。
 
 
  Asian Dub Foundation 17:47
 おいしそうな演奏だが、PEALOUTを見たいのでレッドに急ぐ。
 
 
  PEARLOUT 18:03
 どうも例のLaswellが押したのか、まだやってた。
 昨年のROOSTERSのようなしっかりとした演奏!いいぞ。今日で解散とのことで、解散バンドの演奏は終焉の美なる密度があるのだろう。
 
 
  クラムボン 18:39
 PEARLOUTが終わるとどどどっと人がステージ前に。かなりの人がクラムボン待ちらしかった。
 クラムボンのドラムは疾走感がある、と昨日聞いていたので、その確かめもあった。
 
 いいグルーブで、ギターとベースを持ち替えての演奏も違和感がない。基本はボーカルの原田郁子氏のキャラだが、頼らず演奏がしっかりしているのがいい。最後まで見る。
 
 
 
 
  ? 19:17
 見た憶えがない。たぶんホワイトで、ドラムが2台なので特長があるはずなのだが。。
 
 
 
  Adrian Belew 20:23
 骨太ロックで、変拍子もこなすが、飽きてくる。
 
 
 
 
  Ryan Adams & the Cardinals 21:06
 パンフの絵が美しかったので、そのセンスがあると踏んで見るが普通だった。いいノリだが。
 
 
 
  Dinosaur Jr. 21:22
 轟音でなにがなんだか。もはや許容する体力なし、今日はもう撤退することに。
 
 
 
  Fatboy Slim 21:40?
 ずぶぬれでぬかるむグリーンステージの後方から音楽を聴きつつVJをチェック。
 昨年pioneerがDVJ、先日KORGがkaptivatorを出して、ようやく映像を操作する機材も揃いつつあるので、最先端の彼らがどう映像を扱うのか興味があったが、やはり繰り返しとかになっちゃうんだなあ。映像における革命、というのはまだまだ先の話なのかもしれん。
 
 
 
 
 早めに戻ったのでカギがなかったのでロビーで待つ。幸い他の部屋の仲間が戻ってきて、オジャマしあれこれ話。やはりBill Laswellのベースパターンで盛り上がる。
 
 
 
 
 
 |  すっかり晴れた最終日。 
 
 
 
 
  Tizzy Bac 10:38
 レッド一発目。
 台湾のルーキー。キーボードの美人メインのバンド。美人だなあ。
 100ccというか、古きよきハッピーな時代の匂いのするハッピーソング。やはり女性が作曲というのが大きいんだろうな。
 いつだって新しい時代は憂う人ではなく汚れなき新しい世代が切り開くんだろう、とふと思う。
 
 
 
  The Knack 10:53
 グリーン一発目。
 誰もが知ってる、ドゥドゥダダドゥッタッ、マーイシャローナ、のナックですわ(笑)
 皆で1曲目にやるか?とか言っていたがやんなかった。
 シャローナに似た自己模倣な曲もあったりベタなリフがあったりで、クソゲー的に楽しめるが、皆の興味はホワイトのあふらりんぼなので、惜しくもシャローナできず演奏を背にホワイトへ。マーイシャローナ!
 
 
 
  あるらりんぼ 11:20
 ホワイト一発目
 ドラム+ギターの女性2人組み。大阪出身らしく、OOIOOとかに匂いが似てる。
 ドラムの音の出し方、叩き方が私と同じで驚く!特にシンバル。スタミナは彼女の方が上でくやしい(笑)
 動物的な演奏でしばし見ていたが、だんだんサーカスと化してきたので、上でやってる、ジャムバンドと本場アフリカドラムが気になってきて抜ける。
 
 
 
  SPECIAL OTHERS 12:05
 ヘブン。
 ジャムバンドということで見に行ったが、ジャムバンドってリズムを決めたソロ回しなのか、とがっかり。この程度か。
 
 
 
  THE PEACE IN LOVE PERCUSSIONS 12:16
 オレンジ
 本土アフリカということで期待したが、サーカス。ううん、残念。観客は腕立て伏せでも喝采。甘やかしちゃだめっ!
 
 
  The Go!Team 12:38
 ホワイトに戻る。
 パンフに載っていたTシャツを着た写真がイカすので期待してたバンド。
 だんだん普通になってきたので撤退。期待しすぎなのかな。
 
 
 
  AVALON 13:06
 知り合いのおおはたさんが初フジということで、メシを食いつつ見ることに!
 ケバブにトマトが入ってないので言ったら缶詰をキコキコ、キコキコ。「トモダチはー?」
 
 
  おおはた雄一 13:21
 AVALONのステージ
 昨年サマソニのビーチに出て、今年フジに!皆で応援に。
 いつもの調子。クラムボンの原田さんがKEYで途中から参加、細野氏のカバーやってた。(コーラスはオリジナルどおりやってくりー!)
 彼のよさは、ピークを振り切れる音に感じられる荒々しさなんだ、と気づく。アコギなのにおとなしくない音、なのだ。
 
 
  ところ天国 14:04
 ホワイトの手前にある、エリア
 今年は巨大水車が建造されたり、夜は映画が上映されたりなど、フェスティバルらしさが色濃くでているエリア。ナイス大将。
 
 
 
  グリーン着 14:11
 
 
 
  The Magic Numbers 14:18
 100ccのような、古き良き屈託のないロック。悪くないがわかったので、グリーンのエゴラッピンへ。
 
 
  EGO-WRAPPIN' 14:37
 レッドでいい演奏をしていたエゴラッピンがグリーンに!ということで見に来たが、なんか普通の演奏。ひなたに引きずり出されたもぐらのような、いつぞやの朝のゆらゆらを思い出す・・・。レッドに戻る。
 
 
 
  Aqualung 14:52
 キーボーディストのステージということで興味があり、かなり待って観たが、ほんとーにふつーのバラード、しかしなんだがすごい歓声。わけわからん。ファン系ね。。即撤退。
 
 
  Athlete 15:55
 悪くないが、上原ひろみが優先。
 
 
 
  上原ひろみ 16:07
 早めについたら調律師がピアノを調整中。
 
 演奏は機械的な変拍子をさらに全員ではずしていく曲芸がかなりスリリングだが、ちょっと頭で作ったような構成なので体感しにくいところは以前テレビで見た演奏と同じ。結構見たが切り上げる。
 
 
 
  The John Bulter Trio 17:15
 通り抜け
 
 
  Doves 17:24
 通り抜け
 
 
  The Beach Boys 17:35
 往年のグループだが、コーラスワークなどめちゃ普遍的な強さ!
 グリーン後方の客まで踊ってる!コーラスを歌いながらレッドに向かう。
 
 
 
  Royksopp 17:48
 早めについたので、床に座って体力温存。しかし人がどんどん入ってくる。
 
 かなりの大音量なのだが、音がすごく気持ちよい!またパッドではあるがパーカスを生で叩いている!踊りまくる。
 
 3曲目に女性ボーカルをfeat.してダレてしまい、抜けることにしたが、すごい人の密度で抜けるのに一苦労。
 
 
 
  BOOM BOOM SATELLITES 18:21
 途中から。
 いわゆる人力テクノ、という感じだが、ROYKSOPPの上をゆく心地よさ!欲しいところで盛り上がり、欲しいところで停止。ツボにはまり、さらに踊りまくる。やはり生ドラム。
 
 最後まで見て大満足、他に行くところもないので、そのまま次を待つことにした。
 
 
 
  The Mars Volta 20:40
 なるほどいつもは移動しまくっているので気づかなかったが、じっとしていると冷えるのか。30分以上待ってスタート。
 
 怒涛のように行くあてもなく演奏が進んでいく様、どっかで見たなーと思っていたら、巛(セン)のスタイルだと気づく!へえ!同じ系統のバンドが居るとは!メンバーがドラムの方に向く風景まで同じだ。。。
 唯一違うのは、パーカッションやドラムのリズムが一定なことで、つまり、CANのスタイルで、そういう意味では巛(セン)はもう一つ先を行っているわけだが、逆に一定だからこそポピュラリティがあるのだろうとも思う。観客がかなり居てそしてノッていた。そろそろ俺らの時代か?(笑)マーケットがあることが実感できてちょっとウレシイ!受け入れてくれる人たちはいるんだ。いないと思ってた。
 
 
  タイラーメン 21:32
 AVALONでタイラーメンを食べてみたらツボに!めちゃウマイ!
 スープまで飲み干すのは初めてだなあ。
 
 
 
  Soulive 21:47
 いいリズムなのだが、ドラムの音に芯がなく腰砕け、もったいない。
 どちらにせよ、体感できない音楽に用はなし、となりのオレンジへ
 
 
 
  Los Lobos 21:54
 ニュージャージブルース、というか、非常にトラディッショナルな楽曲の演奏なわけだが、普遍的なよい演奏で踊りまくる!キモチイイ!後半なんかダレたので、下山へ。今年の頂上はこれで終了。
 
 
  Sigur Ros 22:59
 下山途中のホワイト。鐘の音など、アンビエント系の音を使うバンドなので気になってしばし躊躇したが、もはや余裕がないので、下りることに。
 
 
 
  Zuco 103 23:31
 sugiuramnがターゲットだったがちょい早めに着いたら、このバンドがやってた。
 incogniteとかのジャズファンクというか!めちゃめちゃノリがよく、レッド深夜って実はイイカモ!と思ったり。
 クソくたびれているのに真ん前で踊り狂う。
 
 
 
  SUGIURAMN 23:53
 いわゆるDJだが、私は初体験。
 最後だし、まるまる体験してみることにした。
 
 なるほど、低音を切って次の踊りのきっかけにするのか、とか、ノセ方が面白く、当初疑問符だった私も体力がもう限界なのに終盤には踊り狂ってた。
 ステージの演奏とは別に、観客エリアでの、周囲とのコミュニケーションとか女性へのアプローチの仕方とかいろいろ興味深かった(笑)
 
 
  Mylo 25:15?
 SUGIURAMNとの転換が上手だったせいか、次の演奏(および周囲の踊り)に巻き込まれる。もう持たないよ(笑)
 1曲終わって明らかに次のバンドだと分かって撤退。知らぬ間に周囲の人もぎゅうぎゅう。このバンドのノリもそうとうイイ!のだが、もう体力どころか体の限界。
 
 
 
  退場 25:26
 命からがら(笑)レッドを出て宿へ。
 今年のフジロックはこれにて終了!!今年も面白かったなあ!
 
 
 宿に戻って皆で乾杯。この時点で3時を回っている。
 
 
 
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