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第四章

世間はクリスマス、カップルが大量発生する時期だ。僕もツガイとなって東京都内洗濯機の中に放り込まれたいが、安易にゲットして自己意識の中に不純物を増やすのは嫌。わがまま街道爆走だ。

タツオが舎弟の行動にイラいているらしく並木に八つ当たり。木々についてる変なオレンジの光る明かりがわさわさ。うろつくカップルびっくり。

「先輩ってバッファローってカンジですよ」とジン。にらむタツオ。ケナシに聞こえたらしい。人間のデフォルトの気持ちって時代とともに移動する。今年は評価ボロボロが流行。言われたコトバをまず悪くとるのがもっともオシャレ。事実は変化ないからどっちにとるかは本人しだいで、だったら良くとった方が気分いいけどハヤリだから。すみませんボクがわるかったです。









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